なんといっても什器本体のサイズ
担当しているお店に什器を新たに展開したい、でもお店から最も嫌がられる原因の第一位はなんといっても什器本体サイズ(大きさ)です。
他の商品陳列やディスプレイを邪魔しない
通路を歩くお客様の邪魔にならない
設置を予定している棚やカウンターのサイズにあっている
でありながら
様々な店舗で対応できる
存在感があり目立つ
ことが必要です。
手間なく設置できる
什器の設置に関して店舗担当者様や自社ラウンダーの手がかからないことも大切です。
「とても奇抜でカッコいい什器なのに組み立てが複雑すぎる・・・。」
これでは設置する担当者の作業効率が悪いだけでなくクレームにもつながり思うように展開は広がりません。店頭での組み立てが必要な場合は特に、誰にでも簡単にできる構造に設計する必要があります。
陳列できる商品の数が適正
単価の安い商品が少ししか陳列できない什器に大きな制作コストをかけるのは無駄です。
商品の回転率を鑑み、品出しのメンテナンスをどれくらいやってもらえそうか、を加味した上で1台にある程度の数量(金額)の商品が陳列できるようにする方が効率的に望ましいといえます。
制作コスト(単価)にメリットがだせるロットであること
ペーパーディスプレイの場合、コスト構造上どうしても小ロットに不利な印刷工程が中心となる為、ある程度のロット(=一度で制作する数量)が必要になります。
制作数量は概ね300台以上にならないと量産のメリットが出せず(=単価が下がらず)それ以下の数量はあまりオススメしません。
また一方で設計の仕方によって同じ数量でも大きくコストが変わりますのでその都度、用途に応じた最適な仕様をご提案します。
什器本体の制作コストだけでなく輸送コストも重要です。
仕様を検討する際、什器本体のコストだけを検討しがちですが、什器の輸送にかかるコストも併せて検討することがとても大切です。
各店舗への発送する場合に利用する宅配便は基本的に荷物の大きさ(縦+横+高さの合計cm)によって料金が決まります。
組み立ての手間がかからず、設置が短時間で済むことを優先し、ある程度発送コストには目をつむって組み立てた(そのまま設置できる)状態で納品するか、それともいくつかのパーツに分解し、または折り畳んだ状態にすることで発送コストを抑え、その分店舗で簡単な組み立てを行うか、そのあたりも設計するうえで重要なポイントになります。
最後は目をひくデザイン!
陳列する商品のパッケージを踏襲したデザインにするもよし、凡用性を考え敢えてブランドロゴや商品画像を入れずにデザインするもよし、とにかく目立って、必要な情報(訴求ワード)がしっかり伝わることが重要です。